近年、SNSを中心に「お風呂キャンセル界隈」という言葉が話題となっています。
この記事では、この言葉の意味や元ネタを解説するとともに、お風呂が面倒と感じる方々のために、入浴を楽にする時短グッズを7つ紹介します。
「お風呂キャンセル界隈」って何…？
「お風呂キャンセル界隈」とは、
お風呂に入るのを面倒と感じ、入浴を避ける人々やその行動を指すインターネットスラングです。
特に若い世代を中心に、自分を「お風呂キャンセル界隈」の一員であると称する人が増えています。
主な理由として、以下のようなものが挙げられます。
・髪を洗ったり、乾かしたりするのが大変で面倒。
・スキンケアが手間。
・早く寝たい。
・疲れている。
・外出しないから入浴の必要を感じない。
・仕事が忙しく、ゆっくり入浴する時間がない。
現代の忙しいライフスタイルが、入浴を避ける傾向を生んでいるようです。
お風呂キャンセル界隈の元ネタ
この言葉は、2024年4月30日にX（旧Twitter）での投稿がきっかけで広まりました。あるユーザーが「お風呂に入るのが嫌すぎる」という内容を投稿し、それが多くの共感を呼び、「お風呂キャンセル界隈」という表現が生まれました。
お風呂キャンセル界隈が広まった背景
「お風呂キャンセル界隈」という言葉は、SNS上で多くのユーザーの共感を得て急速に広まりました。
特に、同じように入浴を面倒と感じる人々が、自分の体験や工夫を共有する場として活用されてます。
また、2024年5月には「風呂キャンセル界隈」というキーワードがSNSで話題となり、検索数が急増したことが報告されています。
※参考元：MarkeZineニュース
お風呂が楽になる時短グッズ7選
吸収性の高いバスタオル
吸水性の高いバスタオルを使用することで、髪や体の水分を素早く拭き取ることができ、ドライヤーやスキンケアの時間を短縮することができます。
特に、マイクロファイバー素材のタオルは軽量で吸水性が高くおすすめです。
風量の強いドライヤー
風量の強いドライヤーを選ぶことで、髪を乾かす時間を大幅に短縮できます。
イオン機能付きのドライヤーは、髪のダメージを軽減しつつ、速乾性を高めてくれます。
オールインワンシャンプー
シャンプーとコンディショナーが一体となったオールインワンシャンプーを使用することで、ヘアケアの手間を減らせます。
特に、泡立ちが良く、髪や頭皮を健やかに保つ製品を選ぶと、短時間で効果的なケアが可能です。
オールインワン化粧品
お風呂上がりのスキンケアには、化粧水・乳液・美容液が一つになったオールインワン化粧品がおすすめです。
これにより、スキンケアの時間と手間を大幅に削減できます。
ドライシャンプー
どうしてもお風呂に入る時間がないときは、ドライシャンプーが便利です。
スプレータイプやシートタイプがあり、水を使わずに髪の汚れや皮脂を取り除くことができます。
ボディシート
入浴できない日には、全身をふけるボディシートが役立ちます。
汗や皮脂を拭き取ることで、清潔感を保つことができます。
防水スマホケース
逆転の発想で、どうせならお風呂でゆっくりしてしまおうという方におすすめです。
お風呂時間を有意義に過ごすために、防水スマホケースを活用してみてはいかがでしょうか。スマホを持ち込むことで、音楽を聴いたり、動画を観たりしてリラックスしながら入浴ができます。
疲れている人ほど入浴したほうが良い理由
「疲れているからお風呂に入るのが面倒」と感じる方も多いかもしれません。しかし、入浴には血流促進やリラックス効果が期待できるため、疲れが溜まりやすい人ほど、適切な入浴習慣を持つことが重要です。
ここでは、入浴が疲労回復に役立つとされる理由を紹介します。
血流促進による疲労回復が期待できる。
人の体は、血液が酸素や栄養を運び、不要な老廃物を排出することで疲労を回復させます。
お風呂に入ると、以下の2つの作用により、血流がスムーズになりやすいと考えられています。
▼詳しくはこちら
これにより、肩こりや足のむくみの軽減が期待できるとされています。
注意点：高血圧や心臓疾患のある方は、熱すぎるお湯や長時間の入浴は避け、医師の指導に従ってください。
自律神経を整えてリラックスしやすくなる。
ストレスや緊張が続くと、自律神経が乱れ、疲れが取れにくくなることがあります。
入浴は副交感神経（リラックスの神経）を優位にし、心身のリラックスをサポートすると考えられています。
特に、38℃〜40℃のぬるめのお湯に10分〜15分ほど浸かると、副交感神経が活性化され、リラックス効果が高まりやすくなると言われています。逆に、42℃以上の熱いお湯は交感神経を刺激し、目が冴えてしまうことがあるので注意が必要です。
リラックス効果を高めるために、お風呂の中で好きな音楽を聴いたり、アロマを活用したりするのもおすすめです。
質の良い睡眠につながる
入浴後、体温が自然に下がるタイミングで眠気が訪れるため、寝つきが良くなり、深い睡眠が得られやすくなると言われています。
特に、睡眠の1〜2時間前に入浴すると、スムーズに入眠しやすいと考えられています。
厚生労働省も推奨！「温浴習慣」の健康メリット
厚生労働省の健康情報サイト「e-ヘルスネット」によると、適度な入浴は健康維持に良い影響を与えるとされています。
（参考：厚生労働省 e-ヘルスネット）
厚生労働省が示す入浴のポイント
ぬるめのお湯（38℃〜40℃）に10分程度浸かる
熱すぎるお湯や長風呂を避ける
のぼせやすい人は半身浴から取り入れる
注意点：高齢者や持病をお持ちの方は、体調に応じて無理のない入浴習慣を心がけることが推奨されています。
まとめ
この記事のまとめ
「お風呂キャンセル界隈」とは、お風呂に入るのを面倒に感じ、入浴を避ける人々を指すインターネットスラング。2024年4月にX（旧Twitter)の投稿がきっかけで広まった。
入浴を時短＆快適にするためのグッズとして7つを紹介しました。
入浴には血流促進やリラックス効果が期待され、特に疲れている人ほど適度な入浴が推奨される。厚生労働省も38℃〜40℃のお湯に10分浸かることを推奨している。
忙しい方も多く、自分も「お風呂キャンセル界隈」と感じている方も多いかもしれませんが、皆さんも適度な入浴をしてご自身の身体を労わってくださいね。
あひるのバスタイムではお風呂に関しての知識・お悩み、オススメグッズなどを紹介しています。
お風呂を習慣にしたい、無類のお風呂好き、お風呂に関してのお悩みがある方はぜひ見ていってくださいね。
コメント