半身浴と全身浴はどっちが良い?|メリット・デメリットやおすすめの入浴時間を解説!

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このようなお悩み・疑問をお持ちの方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?

本記事では、半身浴と全身浴の違いをシンプルに解説し、ご自身のスタイルにはどちらが合うのかを判断出来るように目的別のおすすめ入浴方法をご紹介します。
日々のバスタイムをもっと心地よく過ごしたい方におすすめですので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

半身浴と全身浴の違い

まずは半身浴と全身浴の違いについて解説していきます。

半身浴とは?

半身浴とは、デジタル大辞泉(小学館)によると、みぞおちの辺りまでの高さのぬるめのお湯に入る入浴法を指します。

全身浴とは?

全身浴とは、デジタル大辞泉(小学館)によると、肩まで湯に浸かることをいいます。

半身浴と全身浴は何が違うの?

言葉の意味通り、どの部位まで入浴するかという定義の違い以外にも、入浴によって得られる効果が異なります。
日本入浴協会によると、入浴をすることによって温熱作用や静水圧作用などのいくつかの作用が得られるとされており、半身浴と全身浴で効果が変わると考えられています。(参考元:日本入浴協会

例えば、温熱作用は皮膚表面で温まった血液が全身を流れることにより体温が温まるということなのですが、お湯に触れている総面積が大きいほど得られる効果は大きくなると考えられています。

ただし、半身浴でも一定の効果は期待できる可能性があり、全身浴と比べると得られる効果は少ないと考えられています。

半身浴のメリット・デメリット

半身浴のメリット・デメリットを解説していきます。

心臓に負担をかけずに入浴することができる。
お湯に触れている面積が全身浴に比べて少ないので、熱さを感じにくくゆっくりとバスタイムを楽しむことが出来る。
ぬるめのお湯に浸かることで副交感神経が優位になり、質の高い睡眠のサポートにつながるといわれている。(参考元:厚生労働省e-ヘルスネット

寒い時期は少し肌寒く感じる可能性あり。
入浴により得られる効果が全身浴と比べると少なくなってしまう可能性あり
短い時間で身体を温めるには不向きとされている。

全身浴のメリット・デメリット

次に全身浴のメリット・デメリットを解説していきます。

短い時間で身体を温めることが出来る。
全身浴では温熱作用や静水圧作用などが得られていると報告されている。(参考元:日本入浴協会
寒い時期でもゆっくり入浴することができる。

心臓に負担がかかる可能性がある。
暑い時期の入浴には不向きな場合がある。

目的別のおすすめ入浴方法

上記したメリット・デメリットを踏まえて、目的別のおすすめ入浴方法を紹介していきます!
おすすめしている根拠は全て日本入浴協会が出版している『お風呂の「正しい入り方」』(日本入浴協会監修)という書籍からの情報を参考にしています。

身体を温める

この目的の場合は全身浴をおすすめします。全身浴を行うと温熱作用や静水圧作用で得られる血流促進効果により全身が温まりやすくなります!
日本入浴協会によるとお湯の温度が40℃前後で10分〜15分程度入浴をすると体温は1℃程度上昇するとされているので、ぜひお試しください。

ダイエット目的

この目的の場合は半身浴をおすすめします。

半身浴自体に大きなダイエット効果があるわけではありませんが、血行促進により代謝をサポートする可能性があります。
基本的には全身浴でも良いのですが、半身浴でもお風呂が苦手という方も継続しやすいのではないかと思うため半身浴としています。
また、お風呂の中で軽い運動を行うと水の抵抗により少ない動きでも負荷がかかりやすくなると考えられているためおすすめです。

疲れを取りたい

この目的の場合は全身浴をおすすめします。
人間の疲れを取るには全身の血流を良くして、体内の老廃物を回収して酸素と栄養素を巡らせることが必要となります。
血流を良くするのには入浴により得られる温熱作用と静水圧作用などが有効とされていて、半身浴よりも全身浴のほうがその効果は得やすいと考えられています。

リラックス・ストレス解消

この目的の場合は半身浴をおすすめします。
こちらについてもぬるめのお湯であれば全身浴でも良いのですが、熱さを感じずにゆっくり入れるのは半身浴だと考えられます。
38℃くらいのぬるめのお湯にはいると副交感神経が優位になり、リラックスできるとされているのでぬるめのお湯に無理のない形で入浴するのが良いです。

合わせて良い香りのする入浴剤やキャンドルなどを使用するとよりリラックスできる空間になるのでおすすめです。

心臓に負担をかけたくない

心臓疾患を抱えている方や、体調に不安がある方は全身浴ではなく半身浴がおすすめです。
半身浴は心肺に負担をかけずに入浴できる方法だとされています。(参考元:https://mhlw-grants.niph.go.jp/system/files/2003/000276/200301397A/200301397A0002.pdf

半身浴・全身浴を行う際の注意点

半身浴・全身浴両方に通じる注意点をまとめました。

飲酒後の溺死事例が公表されており、厚生労働省も飲酒後の入浴は控えることを推奨しています。(参考元:厚生労働省e-ヘルスネット
食後に関しても、自律神経の作用により眠気が引き起こされる場合がありますので、その場合はすぐに入浴をやめましょう。(参考元:日本入浴協会お風呂の「正しい入り方」

気温差によって起こる血圧の急変動によって体調に異変をおこすことをヒートショックと呼ばれます。
寒い季節にはそのリスクが高くなるため、脱衣所や浴室の温度を少し温めてから入浴するようにしてください。
具体的な方法は、脱衣所はヒーターなどを使用すること、浴室は浴室暖房を使用したり、あらかじめシャワーを出したりお湯の蒸気で温めたりしてください。

お風呂から上がる際に静水圧の作用で血流が良くなります。
その上、入浴によって血中の水分が減少しているため粘性が上がっている状態になります。
その影響で血管障害を引き起こす可能性があるのでゆっくりと行動するようにしてください。

半身浴って意味ないって聞くけど本当?

諸説ありますが、半身浴の健康効果については研究が進められていますが、一定の効果が期待できると考えられています。
ただし、全身浴と比べると温熱効果が減ってしまう(参考元:日本入浴協会)ということと、ダイエットには大きな効果がない(参考元:日本入浴協会)という指摘もあります。

ダイエットに関しても、入浴後の体重変化は水分が抜けた分ということをいっているのであり、長い目で見ると基礎代謝が良くなったり、入浴中のカロリー消費の蓄積を考えると一定の効果となる可能性があると見解示されています。

私が思うことは、自分にあった形の入浴法で継続的に楽しみながら入浴をすることが大事なのではないかと思いました。
ぜひ皆さんも無理のない入浴方法で素敵なバスタイムを過ごしてくださいね。

まとめ

半身浴・全身浴どちらも一長一短あり、個人ごとに目的などに応じておすすめの入浴方法は異なる。
入浴によって得られる作用は全身浴のほうが大きくなると考えられている。
自分に合った入浴法で継続的に楽しみながら入浴をすることが大事だと私は考えています。

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