バスソルト vs 入浴剤|違いを徹底比較!追いだきの注意点も

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バスソルトと入浴剤って何が違うの?効果の違いもよくわからない。
追いだきしてはいけないってよく聞くけど、どっちもしてはいけないの?なんで追いだきはダメなの?
もし追いだきしてしまった場合はどうしたらいい?

こんな疑問を感じてこのページを開いていただいた方は是非最後まで目を通してください。

この記事ではバスソルトと入浴剤の効果・成分の違い、追いだきをしてはいけない理由についてご紹介しています。

目次

バスソルトと入浴剤の違いとは?

バスソルトとは?

バスソルトは、主に塩を主成分とした入浴剤の一種です。
一般的には天然海塩やエプソムソルト(硫酸マグネシウム)が使用されることが多く、ミネラルを含むというのが特徴です。

バスソルトには、以下のような目的や特徴があります。

発汗サポート…塩分が肌表面に作用することで、発汗しやすくなることが期待できる。
ミネラル補給…お湯に溶けたミネラル成分が肌を健やかに保つことが期待できる。
リラックス効果…香り付きのものもあり、リラックスに役立つ。

一般的に、バスソルトは医薬部外品ではなく、化粧品または雑貨として販売されることが多いです。

入浴剤とは?

入浴剤は、浴槽に入れてお湯の性質や使用感を変化させる製品の総称です。
成分や目的によって様々な種類があります。

代表的な種類には以下のようなものがあります。

▼入浴剤の種類
無機塩類系…温浴効果のサポート、皮膚洗浄など
炭酸ガス系…温浴効果の向上、血行促進をサポート
生薬系…植物由来成分でリラックス
酵素系…皮膚の洗浄をサポート
清涼系…さっぱりとした使用感
スキンケア系…保湿成分を含む
温泉系…自宅で温泉気分を楽しめる
医薬部外品として販売されるものは、特定の目的で開発された製品があり、肌を健やかに保つことが期待できます。

※詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください

バスソルトや入浴剤は追いだきをしてもいい?

バスソルトを追いだきしてはいけない理由

バスソルトは塩分が主成分のため、追いだきをすると給湯器や風呂釜の金属部分が腐食するリスクがあります。
ただし、エプソムソルト(硫酸マグネシウム)が主成分の場合は追いだきが可能なことが多いです。
これはエプソムソルトにはナトリウムが含まれておらず、設備を傷めにくいためです。

家族でお風呂に入る場合や追いだきを頻繁に行う場合は、エプソムソルトを選ぶのも一つの方法です。

入浴剤を追いだきしてはいけない理由

入浴剤のほとんどは追いだきをしても問題ありませんが、乳化剤やオイルを含むもの、粘度が高いものは注意が必要です。
理由は下記の3点です。

配管内に成分が残留する可能性がある
風呂釜を傷めるリスクがある
残留物が蓄積し、衛生的によくない

バスソルトほど追いだきができない製品が多いわけではありませんが、使用前に成分表や注意書きをよく確認しましょう。

誤って追いだきしたらどうする?

もし誤って追いだきをしてしまった場合は、できるだけ早めに以下の対応をしましょう。

  • すぐに排水する…新しくお湯を張りかえて、追いだきをしばらくお湯を循環させる
  • どうしても気になる場合は市販の配管洗浄剤を使用する。

これにより、配管内に成分が残るのを防ぐことができます。

入浴剤・バスソルトの歴史 | 起源を知るとバスタイムがもっと楽しくなる!

バスソルトや入浴剤を使う理由がわかりましたが、実はその歴史もとても奥深いものです。

古代の人々はどのように入浴を楽しんでいたのでしょうか?

入浴剤のルーツは「薬湯」「温泉」「塩湯」

入浴剤の起源は、古代の薬湯や温泉にあると言われています。
当時は科学的な成分分析はありませんでしたが、「湯に何かを加えることで身体に良い影響がある」ことが経験的に知られていました。

特に日本では、「五木八草(ごぼくはっそう)」と呼ばれる植物が薬湯として利用されていました。

五木…桃・梅・柳・桑・槐(えんじゅ)・楮(こうぞ)・杉などの樹木

八草…菖蒲・蓬(よもぎ)・車前草(おおばこ)・蓮・葹(おなもみ)・忍冬(すいかずら)・熊葛(くまつづら)・繁縷(はこべ)などの草本

いずれも日本の土地に生える植物。

これらの植物を使った湯は、リラックスや健康維持に役立つと考えられていました。

バスソルトの原型「塩湯」とは?

バスソルトのルーツは「塩湯(しおゆ)」にあるとされています。

日本では海水を汲んでそのまま湧かしたり、塩を直接湯船に入れたりする習慣がありました。
これは、現在のバスソルトと同じく、ミネラル成分を含んだお湯が肌を健やかに保つと考えられていたからです。

江戸時代〜現代までの入浴文化

江戸時代に入ると、銭湯では「季節の植物を使ったイベント湯」が人気を集めました。
例えば、「柚子湯」「菖蒲湯」などは、現在でも親しまれていますね。

さらに、明治時代には日本初の入浴剤商品が登場し、高度成長期以降は家庭向けの入浴剤が普及。
現代のように多彩な入浴剤やバスソルトが使われるようになりました。

歴史を知ると、バスタイムがもっと楽しくなる!

このように、入浴剤やバスソルトには長い歴史があり、人々は昔からお風呂の時間を大切にしてきました。
皆さんも次回のバスタイムは、歴史を思い浮かべながら、ゆっくりと楽しんでみてはいかがでしょうか?

まとめ

バスソルトは塩分を含む入浴剤の一種で、医薬部外品に指定されることは少ない。
入浴剤は種類が豊富で、医薬部外品や化粧品に分類されることが多い。
追いだき不可のものもあるので、成分表や注意書きを確認することが大切。
誤って追いだきした場合は、できるだけ早く排水し、配管をすすぐと安全。

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