【2月の寒さ対策】大根湯の作り方や試してみた感想などを徹底解説!

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こういった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

1年の中でも寒い日が続く2月の季節湯として知られる「大根湯」。
大根の葉にはミネラルやビタミンが含まれており、昔から冬の寒さ対策として取り入れられてきました。

本記事では、大根湯の効果や作り方を詳しく解説し、実際に試してみた感想をリアルな体験談としてご紹介します。

ぜひ参考にしていてただければと思います。

目次

大根湯とは

大根湯の歴史や起源

大根湯とは日本の伝統的な季節湯の一つで、1年の中でも特に寒い日が続く2月に楽しまれています。

季節湯とは、旬の植物をお風呂に入れて楽しむ日本の習慣のことを指し、古くは平安時代に僧侶たちが健康維持のために薬草風呂に入っていた記録もあります。

江戸時代には銭湯文化が広がり、季節のイベントとして季節湯が楽しまれることになりました。
そうして庶民の間でも広まり、現代でも一部の地域では親しまれています。

(参考元:病院薬剤師ドットコムー柚子湯だけじゃなく他に11種類もあるって知っていた?季節で味わう薬草風呂の歴史とは?

季節湯としての位置づけ

代表的な季節湯には、5月の菖蒲湯や12月の柚子湯などがあります。
2月に大根湯が楽しまれる理由は、大根の葉に含まれる成分が冬の寒さ対策に活用されてきたためです。
特に「冬の大根は身体に良い」といわれるほど、古くから生活の知恵として利用されてきました。

大根湯の作り方

ではここからは浴用の大根湯の作り方をご紹介します。

大根を用意する(大根の葉の選び方)

まずは大根を用意してください。使用するのは葉の部分になりますので、それ以外の部分は美味しく召し上がってください。

大根の葉は新鮮なものを選ぶことが重要です。 意識すべきポイントは下記の3点です。

  • 緑鮮やかなみずみずしいものを選ぶ
  • しおれていない、張りのある葉を選ぶ
  • できれば無農薬や有機栽培のものを選ぶ(お風呂に入れるので、添加物が少ないものが好ましい)

大根の葉を乾燥させる

大根の葉を乾燥させることで、風味や香りが引き立つとされています。

代表的な手段は、天日干しする方法と電子レンジを使う方法があります。ご自身の状況に合わせてやりやすい方を選んでください。

  • 天日干しの場合:7〜10日程度日陰で乾燥させる。ザルなどに拡げるとムラなく乾燥できる。
  • 電子レンジ:加熱しすぎは発火の恐れもありますので、少しずつ様子を見ながら乾燥させてください。

お風呂に入れる

乾燥した大根の葉を準備できたら、お風呂にいれる準備をしましょう。

STEP
乾燥した葉をハサミなどで細かく刻む。

細かく刻んだほうが成分が出やすいといわれています。

STEP
刻んだ大根の葉をお茶パックや布袋につめる

後処理が楽になるのと、排水の際に固形が流れにくくなりますので排水管の不具合の防止にも繋がります。

STEP
熱湯に浸す

10〜15分程度煮出してください。 火にかけずに熱湯に浸すだけでも充分に成分が出るといわれています。

STEP
煮出したお湯ごとお風呂に入れる

入れたあとはよくかき混ぜてから入浴してください。

使用上の注意点

大根湯をご自宅で試す際には下記のポイントにご注意ください。

  • 追い焚き・保温は避ける(葉の成分が残りやすいため)
  • 入浴後はすぐに排水し、浴槽を洗ってください。
  • 敏感肌の方は手浴(手や手のひらだけをお湯に入れる)から初めて様子を見てから入浴してください。

「大根湯」を実際に試してみた。リアルな感想

実際に作った方法

実際に作った方法を写真も交えながらお伝えしていきます。

スーパーで大根を購入

スーパーで丸ごと1本大根を購入してきました。
写真は撮り忘れてしまったんですが、葉以外の部分はおでんや漬物にして美味しくいただきました。

葉の部分をよく洗う

土などがついていましたので、よく洗いました。
洗う段階で一本一本切り離してあげて根本などもよく洗うと衛生的なのではないかと思います。

大根の葉をネットに入れて乾燥させる

当初はザルに並べて乾燥させようとも思ったんですが、我が家は1階なので動物や虫に荒らされそう&風で吹き飛んでいってしまいそうだと思ったのでネットに入れて日陰に吊るして干す形で試してみました。

乾燥させたのは7日間で乾燥後はこのような状態になりました。

乾燥した大根の葉をハサミで細かくカットし、ネットに入れる

そのままでも良いという情報もありましたが、細かく切ったほうがより香りが引き立つということでしたのでカットしました。
お茶パックなどがありませんでしたので、キッチンの網目の細かい排水溝ネットに入れることにしました。

熱湯に浸ける

耐熱ボウルに刻んだ大根の葉が入ったネットを入れて、ケトルで湧かした熱湯を注ぎました。 15分経過したころに確認したところ、写真ではほぼ確認できないと思うんですがほのかに緑がかってきたように感じたので、浴槽に入れることにしました。

浴槽に浸していたお湯ごと入れる

あとは簡単です。ただ浸していたお湯ごと入れるだけです。 15分程度置いていたので、浸していたお湯もある程度冷めてちょうど良くなりましたが、熱い場合があるので、浴槽に溜めるお湯はぬるめが推奨されていることもありました。

試してみたリアルな感想

  • お湯に浸かることでじんわり温まる感覚があった。
  • 特に肌に刺激を感じることはありませんでしたが、個人差があるため注意が必要です。少しでも心配な方はまずは手浴(手や手のひらだけを入れる)から試すことをおすすめします。
  • ほんのり大根の葉の香りがしてリラックスできました。入浴剤などのように香りがしっかりするわけではないので、香りをしっかり楽しみたいという方には物足りないかもしれません。
  • 香りに関しては好みが分かれそう。青臭い香りが苦手な方は控えたほうが良いかもしれません。

まとめ

大根湯は、昔から親しまれてきた日本の伝統的な入浴方法の一つです。
リラックス効果を感じながら、冬の寒さ対策として楽しむことができます。
ただし、特定の健康効果を保証するものではなく、入浴を楽しむ一環として取り入れるのがおすすめです。

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